自分のファンをつくる『ファンクラブ結成バッジとファンクラブ本部』。
ジャイアンの熱狂的な信者がたくさん誕生したのです。
集え!ジャイアンファンクラブ
芸能生活が長いジャイアンの悩みは自分のファンクラブがないこと。
真剣な相談を受けたドラえもんは『ファンクラブ結成バッジとファンクラブ本部』を使ってジャイアンのファンをつくります。
熱狂度を上げてジャイアンが街を歩くだけでキャーキャー言われる始末。
ドラえもん33巻「フィーバー!!ジャイアンFC」P20:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところが度が過ぎたファンの想いはジャイアンを破滅に導きます。
ジャイアンコンサートのために前日の夜から場所取りをしていたファンのもとにジャイアンが登場するともみくちゃにされ、ファンのパワーの恐ろしさに気づいたジャイアンは自らファンクラブの解散を求めるのでした。
ドラえもん33巻「フィーバー!!ジャイアンFC」P23:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
人工的にファンを製造
『ファンクラブ結成バッジ』をつけた人は『ファンクラブ本部』の電波を受けて特定の人のファンになります。
熱狂度を調整すれば世界的スーパースターの扱いを受けるなど、かなり影響力の強いひみつ道具ですね。
機械が従わないこともある
たとえファンであっても、あまりにも理不尽なことにはその影響力もなくなります。
ジャイアンがコンサートを告知したとたん、中途半端な熱狂度だったファンは一斉に離れてしまいました。
ドラえもん33巻「フィーバー!!ジャイアンFC」P21:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ジャイアンの歌は心身に影響を及ぼしますので、いくらファンとはいえ自らを危険にさらす行為には賛同できないようです。
バッジ普及に力を入れよう
ファンになるかどうかを決めるの『ファンクラブ結成バッジ』の普及率にかかっていて、少しでも多くの人にバッジを所有してもらう必要があるのです。
一度身につけたバッジは外すことができないため(恐ろしいことですが)、とにかく大量にバッジをばらまいて興味を持ってもらうことを優先しましょう。