ゴキブリのようにサッと逃げられるようになる『ゴキブリぼう』。
見た目とネーミングがちょっとアレですが、機能は優秀です。
のび太の発明品
ドラえもんの代わりに未来からやってきたドラミちゃんに『ハツメイカー』を出してもらい、のび太は自分で『ゴキブリぼう』を手作りすることに成功します。
ドラえもん30巻「ハツメイカーで大発明」P176:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
危険を感じると風のような速さで数メートル離れた場所に瞬間移動でき、身を守ることができるんですね。
ジャイアンとスネ夫の攻撃から身を守ったり、ママから逃げたりとのび太作成のひみつ道具はかなり優秀な性能を見せたのでした。
のび太の気持ちを反映
もともとのコンセプトは『いじめっこに追われたらサッと逃げられる道具 』です。
ジャイアンとスネ夫から逃げるために『ゴキブリぼう』が出来上がったわけですが、のび太の純粋な逃げたいという気持ちが具現化しています。
ドラえもん30巻「ハツメイカーで大発明」P177:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんも使いたがる優秀さ
ストーリーの最後、ドラえもんがジャイアンとスネ夫から逃げるシーンがありますが、この時なんとのび太作成の『ゴキブリぼう』をドラえもんが貸して欲しいというではありませんか。
あのドラえもんが認める効果なのです。
ドラえもんですら持っていないひみつ道具を作ってしまったのはかなりすごいことですね。
常に危険を事前に回避しよう
『ゴキブリぼう』をいつもかぶっておけば、あらゆる危険から身を守ることができますね。
車にぶつかることもないし、穴に落ちそうになっても瞬間移動できますし、身体的な安全は約束されたようなものです。
見た目がちょっと気持ち悪いことを除けば、のび太にとっても非常に心強いひみつ道具でしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます