隠していることを全て白状してしまう『白状ガス』を紹介します。
のび太の街の独裁者?
1年分の小遣いを前貸ししたいと申し出るのび太。
それは叶いませんでしたが、なんと学生風の2人の男が小学生を対象に世界平和安全協会と称してお金を巻き上げていたのです。
様子を怪しく感じたドラえもんは『白状ガス』をのび太に使い、すっかり様子を知ってしまいます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん2巻「世界平和安全協会」P555:小学館
ここからドラえもんの逆襲が始まるのです。
隠し事ができなくなります
『白状ガス』を浴びた人は頭で考えていることを何でも話してしまう効果があります。
秘密が秘密でなくなる不思議なガスですね。
効果音が独特
『白状ガス』を浴びせる時の効果音は「プウ」です。
シューとかプシューではなく、独特な音が特徴ですね。
効果の似たひみつ道具
実はドラえもんには『白状ガス』と効果の似たひみつ道具がたくさん登場します。
同じガス状で吹きかけるだけでひみつを話してしまう『あけっぴろげガス』、相手に接近して貼り付ける『ウラオモテックス』、相手に食べさせる必要がある『ツーカー錠』『テレパしい』などがあります。
他にも髪の毛や爪などDNAの一部を採取することができれば『アンケーター』を使って考えていることを探る方法もありますね。
うそ発見器が進化していけば相手の思考を完全に読み取る装置や薬の実現も近いのかもしれません。
このひみつ道具はこの巻で読めます