ハッピープロムナード

あるくごとに気分が軽くなる不思議なひみつ道具『ハッピープロムナード』。

うっかり逆から進むと気分が暗くなるので注意が必要です。

気の持ちようで全てが決まる

0点を取ってしまったのび太は足取りが重たく、家に入るのもつらい様子。

ドラえもんが何をしても気が晴れないのび太ですが、『ハッピープロムナード』を上を歩くたびに気分が明るくなります。

ハッピープロムナードを歩くのび太
思わず叫びたくなるほど気分がハイになる

ドラえもん21巻「ハッピープロムナード」P126:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

気分が前向きになると行動も変わり、周りにもプラスの影響を与えるようになるのです。

売れないセールスマンもいきなり百科事典が売れたり、しずかちゃんもウキウキ明るくなりました。

のび太の0点を知ったママも『ハッピープロムナード』を通ったことでテストの結果を気にしなくなったまではよかったのですが、『ハッピープロムナード』をうっかり逆戻りしたのが失敗でした。

急激に気分が落ち込んだママはメソメソと泣きながらのび太を説教することになったのでした。

ハッピープロムナードを逆に歩いて気分が落ち込んだママ
この設計では逆戻りする人が後を絶たないだろう

ドラえもん21巻「ハッピープロムナード」P129:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

画期的なハッピープロムナード

どんなに落ち込むことがあっても『ハッピープロムナード』さえあれば大丈夫!

歩くたびに気分が明るくなるので、嫌なことがあってもすぐに気持ちを切り替えることができます。

人間は気分・感情で動く生き物なので、その気分をコントロールするということは行動すべてを管理下におけるということ。

もし『ハッピープロムナード』が広く一般に普及すれば、世の中の犯罪や人間関係の問題の多くが解決されることでしょう。

逆戻りの効果は何のため?

『ハッピープロムナード』を逆に進むと気分が落ち込みますが、果たしてこの効果はいったい何のために用意されているのでしょうか?

ハッピープロムナードを逆に歩いたしずかちゃん
一見無駄に見える機能も役立つかも?

ドラえもん21巻「ハッピープロムナード」P127:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

例えば『ハッピープロムナード』を何回も通ってハイな気分を抑えられなくなったとき、逆から歩いて気持ちを落ち着けるとかでしょうか。

あえて気持ちを落ち込ませる状況は考えづらいので、何らかの救済措置のために用意されている可能性が高いですね。

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