自分の身代わりとなって離れた場所からでも自由に分身が行動できる『身代わりテレビ』を紹介します。
別荘を家から楽しむのび太
スネ夫の別荘に行く当日に熱で休むことになってしまったのび太。
しずかちゃんにのび太の身代わりとして『身代わりテレビ』を持っていってもらい、のび太は家で寝たまま別荘を楽しむことができました。
ドラえもんプラス2巻「身代わりテレビ」P35:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
優しいしずかちゃんが肌身はなさずテレビを持っていてくれたおかげで楽しむことができたのび太なのでした。
居ながらにして自由自在
『身代わりテレビ』を使うと、片方のテレビが見た景色をもう片方のテレビをかぶって見ることができます。
さらに手足を生やして自由に移動したり泳いだり音声を伝えるなど、まるで本人がその場にいるかのような完全な分身となります。
ドラえもんプラス2巻「身代わりテレビ」P37:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
水の冷たさは感じても体が濡れないなど、五感で感じる体験ができます。
寝たきり生活におすすめ
のび太のように体調不良で寝たきり生活をする人に『身代わりテレビ』はおすすめです。
誰かに片方のテレビを持ち運んでもらう必要はありますが、かなり自由度たかく動き回ることができるのです。
コミックプラス1巻で『半分おでかけ雲』が登場しましたが、空を飛べる点を除くとあれよりも高性能かもしれません。
優しく律儀なしずかちゃん
しずかちゃんはドラえもんからのび太の身代わりとだけ伝えられて『身代わりテレビ』を受け取りました。
ろくに効果の説明を受けていないにも関わらず、しずかちゃんは何があってもドラえもんの言いつけを律儀に守り通りし、そのおかげでのび太は別荘を満喫することができました。
ドラえもんプラス2巻「身代わりテレビ」P36:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
人が見ていないところでいかに誠実な行動が取れるかが、その人の本質を表しているといっても過言ではないでしょう。
みんなのアイドルしずかちゃんは性格までステキな女の子だったのです。