お手軽に雨を降らすことができる『ミニ雨雲』を紹介します。
ねじ巻き都市に花を
いよいよ本格的にねじ巻き都市の開発を進めるドラえもんたち。
分担を決めて各々取り進める中、しずかちゃんは堤防を明るく飾るために『スピードフラワー』を植えて『ミニ雨雲』で雨を降らせて育てます。
大長編のび太のねじ巻き都市冒険記P35:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
自然豊かなねじ巻き都市が完成していく中、地球の牢獄から脱走した凶悪犯人がねじ巻き都市に逃げ込んでいて、裏で着々と準備が進められていたのです。
人工的な雨を降らせます
『ミニ雨雲』はその名の通り小さな雨雲のこと。
昔ながらの紐がぶら下がった蛍光灯のようなスイッチがあり、これを引くとその場に雨を降らせます。
ピンポイントで水を与えることができるので便利な反面、広範囲に対してはサイズが小さく、意外と使いづらい印象があります。
おそらく肥料も入っています
花を育てるために使っている様子から見ると、おそらく『ミニ雨雲』から降る雨の中には肥料も含まれている可能性が考えられます。
他にもあるのになぜ?
大長編『のび太の日本誕生』でも、同じように小さな雨雲で雨を降らせる『ラジコン雨雲』が登場しました。
関連ひみつ道具
さらに発育を促す『ラジコン太陽』も登場し、花を育てるのには最適な環境だったのですが、今回あえて『ミニ雨雲』が登場したのは理解に苦しみます。
似た効果を持つ様々なひみつ道具が出てくるのはドラえもんの魅力の1つですが、中には存在が不思議なものもあるのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます