『中身ポン』を振りかけると、箱や袋の中身だけお手軽に取り出すことができます。
プレゼントはなぁに?
友達とクリスマス会をやることになったのび太は、今年こそいいプレゼントをゲットしたい気持ちが高まります。
ちょっと卑怯ですが『中身ポン』でプレゼントの内容を事前に知ることができました。
ドラえもんカラー2巻「中身ポン」P122:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところがのび太は特定のプレゼントに固執してしまい、逃げたはずみで『中身ポン』をかぶり、全裸になってしまったのでした。
中身だけ取り出します
箱や包まれているものに『中身ポン』を振りかけると中身だけポンッと取り出すことができます。
取り出したものは再び箱に近づけると収納される仕組みになっているため、のび太のようにプレゼントの包装紙を破らず中身だけ確認するのに最適です。
使いすぎには注意
『中身ポン』は意外と強力で、触れたものの中身がどんどん出てしまいます。
ドラえもんカラー2巻「中身ポン」P124:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ポストの中の手紙や車を運転するドライバーなどいとも簡単に飛び出ますし、その理屈でいけば人体にかかると骨や臓器まで出るのでは・・・?と恐ろしい想像をしてしまいます。
ドラえもんの世界観でそこまでシリアスな描写はありませんが、現実世界で実現すると大変なことになるかもしれませんね。
使いみちを考える
外を壊さず中だけ取り出す。
この性質を利用すると、例えば災害救助の時などガレキに挟まった人の救出に役立ちそうです。
もっと突き詰めると、脳の腫瘍やガン細胞だけ外に取り出すなんて都合のいい使い方もあるかもしれません。
そのおかげで人の寿命がさらに伸び、食糧問題や環境破壊の問題が加速して自分たちの首をしめて・・・なんて悪循環もあるかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます