シンドバッドの住む『黄金宮』も、実は未来人がプレゼントしてくれたものだったのです。
空飛ぶ黄金宮
アブジルたちとの最終決戦に挑むドラえもんとシンドバッド。舞台は『黄金宮』です。
追い詰められたアブジルは、なんと『黄金宮』を空に飛ばして逃げることにします。
空飛ぶ姿は圧巻だろう 大長編のび太とドラビアンナイトP182：小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『黄金宮』の秘密を知られているとは知らず、シンドバットもこれには驚愕してしまいます！
そして決戦はいよいよクライマックスを迎えます。
移動式の巨大要塞
『黄金宮』はシンドバッドが日常生活を送る豪華絢爛な施設ですが、実は空を飛んで移動することも可能です。
シンドバッドはこの秘密は誰にも知られていないと思っていたのですが、どういうわけかアブジルはこのカラクリを把握しており、それをうまく悪用された形になってしまいました。
快適な衣食住
砂漠の中にそびえる『黄金宮』はいわばオアシスです。
小鳥のさえずりや噴水のしぶきは、砂漠の旅に疲れたため人の心を癒してくれる存在です。
部屋も無数に存在し、ここで生活をしていれば何不自由なく暮らすことができるでしょう。
それが『黄金宮』なのです。
秘密を知られてはいけない
『黄金宮』を含め、シンドバッドが持つ珍しいコレクションは未来のタイムトラベラーから譲り受けたものと言う設定になっています。
当然これらの秘密を外部に漏らしてはいけませんし、奪われることがあってもいけません。
そのためにシンドバッドは、人が寄り付かない砂漠をわざわざ選んで生活していたわけですが、今回トラブルのタネになってしまったわけですね。
後世への影響が心配
それにしてもシンドバッドのコレクションは後世への影響が心配されます。
好んで灼熱の砂漠を旅する人はいないでしょうが、『黄金宮』や『砂クジラ』『砂船』など誰が見てもあきらかにその時代にそぐわないコレクションも多数存在します。
ひょっとすると未来のタイムトラベラーは、シンドバットが亡くなったタイミングを見計らって道具を回収しに来ているかもしれませんね。
