大きな声をあげて相手の注意をひくことができる『おとりロボット』を紹介します。
危険な動物がいっぱい
危険な森を抜け、ようやく自分たちの村に帰る目処がついた創生世界の原始人たち。
村への手土産としてマンモスの子供を捕まえようと奮闘しますが、近くにいた親に追いかけ回されることになります。
ドラえもんは『おとりロボット』を放ち、マンモスの注意を引きつけ、遠く安全な場所まで誘導することに成功します。
大長編のび太の創世日記P70:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
もしドラえもんのアシストがなければ彼らは命を落とす結果になっていたかもしれません。
神様として良い働きをしたのでした。
声で注意をひきつけます
『おとりロボット』は大きな声と動きで相手の注意を惹きつけるひみつ道具です。
単純な思考回路を持つ動物が敵であれば、『おとりロボット』の動きにひきつけられ、ついつい注意がそちらに向いてしまうことでしょう。
万能ではない?
大きな音と動きで注意を惹きつけるだけなので、相手の関心が別に向いてしまうと効果が期待できないでしょう。
あまり『おとりロボット』にだけ頼りすぎるのも危険かもしれませんね。
似たひみつ道具
『おとりロボット』に似たひみつ道具として、大長編のび太の日本誕生に登場する『トレアドール』があります。
関連ひみつ道具
これは猛獣をカンカンに怒らせる特殊な電波で相手を遠くまで誘導する効果があり、その点『おとりロボット』よりも性能が上と思われます。
このひみつ道具はこの巻で読めます