チョークで囲んだ場所を過去の時間の場所と取り替えることができる『時空間とりかえ機』。
パパの子どもの頃の苦い思い出を精算しましたね。
食べ物の恨みは怖い
トンボに夢中になって買い物バッグを無くしてしまったのび太。
ドラえもんに助けを求め、『時空間とりかえ機』で裏山の一部を過去と交換することで事なきを得ました。
ドラえもん34巻「一晩でカキの実がなった」P66:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
そんな時、家ではパパとパパの弟が幼い頃の柿の実に関する苦い思い出話で盛り上がっていました。
ドラえもんとのび太は過去にいき、『時空間とりかえ機』で柿の木を交換。
ビッシリ実がなった柿の木に驚いたパパと弟の思い出はハッピーなものにすり替わり、現代でも楽しく会話ができたのでした。
ドラえもん34巻「一晩でカキの実がなった」P72:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
過去の場所と交換します
指定の場所を過去のものと交換する『時空間とりかえ機』。
ダイヤルをまわせばどれだけ昔の時代でもさかのぼることができます。
のび太のようにあまりにも大昔を選択すると、古代の海に沈んでいた時の日本が指定され、突然大海原ば出現することになるので注意が必要です。
歴史の改ざんの結果
ドラえもんとのび太はパパと弟に関する過去の歴史を改ざんしました。
今にはじまった話ではありませんが、本来歴史の改ざんは禁じられているはずなのに、ドラえもんとのび太は事あるごとに都合のいいように歴史に干渉してきました。
タイムパトロールがこの事態をどれほど重く捉えているかは定かではありませんが、あまりにも目立ったことをやりすぎると、いつか2人も大変なことに巻き込まれる可能性がありますね。
柿の木にまつわる別のお話
コミック40巻に登場する『タイムルーム』では、のび太が柿の実を取るために部屋ごとタイムスリップさせるお話が登場します。
この柿の木は要所要所で登場する意外と重要な役割を果たしているのですね。