敵の親玉をぶっとばせ!『爆弾』の紹介です。
ドラえもん、最後の攻撃
海底鬼岩城の奥に鎮座する自動報復システムポセイドン。
敵に襲われながらもドラえもんは最後の力をふりしぼって『爆弾』を手にしてポセイドンの破壊を試みます。
大長編のび太の海底鬼岩城P199:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
あと一歩のところでドラえもんは気絶してしまい、結局バギーちゃん(『水中バギー』)の捨て身攻撃によってポセイドンは破壊されたのでした。
威力不明の手榴弾
『爆弾』は手のひらサイズの手榴弾です。
ドラえもんが最後の手段として使おうとしていたぐらいですから、かなり強力な一発であることは想像できます。
結局最後まで使われることがなく実際の威力は不明のまま、海底鬼岩城の物語は終わりを迎えるのです。
大長編のび太の海底鬼岩城P199:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
下手すれば地球が吹っ飛ぶかも?
ご存知のとおり、ドラえもんが持つひみつ道具は子守りロボットが持つには恐ろしすぎるほどの威力を持つものが多数存在します。
『地球はかいばくだん』をはじめ、『原子核破かい砲』や『ジャンボガン』がそれに該当するのですが、ひょっとすると今回の『爆弾』もそれに近い武器なのかもしれません。
ポセイドンに立ち向かうドラえもんは気絶寸前の最後の力を振り絞った状態でした。
捨て身覚悟であれば、とっさに取り出すひみつ道具が何がなんでも敵を殲滅するものが選ばれてもおかしくはありません。
結果的にバギーちゃんの攻撃のおかげでポセイドンは倒れるわけですが、考えようによってはドラえもんが攻撃しなくてよかったのかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます