地面に植えるとむくむくと太いツタが育ち、天まで届く階段に早変わり!
そんな『ジャック豆』を紹介します。
ジャイアンとスネ夫のいたずらに
のび太としずかちゃんが『いつでもスキー帽』をつかって擬似的な雪景色とスキーを楽しんでいる時、あやしい影が忍び寄っていました。
ジャイアンとスネ夫はドラえもんから『ジャック豆』をもらい、それをつかってのび太としずかちゃんからひみつ道具を奪い取ろうとしていたのですね。
ドラえもん21巻「雪がなくてもスキーはできる」P12:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
音もなく育つ『ジャック豆』に気づかないのび太としずかちゃんは、残念なことに帽子を奪い取られてしまい、地面に落下してしまいます。
まんまと『いつでもスキー帽』を入手したジャイアンとスネ夫はつかの間の雪景色を満喫します。
最後は高く設定しすぎた雪を消せなくなり、泣きわめいて助けをもとめることになったのでした。
ドラえもん21巻「雪がなくてもスキーはできる」P13:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
高いところに手が届く
『ジャック豆』は地面に埋めるとすぐに伸びるので、高い場所に簡単にアクセス可能です。
一度に大量の人や物を持ち上げることができるので、使う場面によっては『タケコプター』を使うよりも便利になるでしょう。
ただし、降りる時にはツタをつたって自力で降りる必要があるので、高所恐怖症の人や体力に自信がない人は危険です。
地面が必要
『ジャック豆』は地面に埋めてはじめて効果があるひみつ道具です。
都会のようなコンクリートしかない場所では豆を埋める場所がないので、とっさのときに役に立たない可能性があります。
例えばいつでもどこでも『ジャック豆』を使うために土を袋に入れて持ち運べば対応できるかもしれません。
しかしそこまでして『ジャック豆』に頼らなければいけないシーンも想定しづらく、現実的には近場の土をさがすことになるのでしょう。