煙や水など形のないものを固める『カチンカチンライト』。
使い方によってはとて便利なひみつ道具です。
固めて遊ぼう
突然の雨で洗濯物が濡れそうになっている時、ドラえもんは『カチンカチンライト』で雨粒を丸い粒に変えてしまいます。
ドラえもん38巻「カチンカチンライト」P170:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
裏山でテストの答案を燃やしていたジャイアンとスネ夫に、煙を固めてちょっかいをかけるのび太。
ところがだんだん火が燃え広がってしまい、『カチンカチンライト』で火や煙を固めて事なきを得たのでした。
不思議なライト
『カチンカチンライト』はフワフワ宙を漂う煙などを物体化して一瞬で固めてしまいます。
ただし効果持続時間は5分間のみ。時間が過ぎるともとの物質に戻ってしまうため、特に水を固めて渡ろうとする場合は注意が必要です。
火事の延焼、津波の拡大を阻止せよ
『カチンカチンライト』を大型化できれば火事や津波の進行を一時的にストップさせることができます。
時間はわずか5分だけですが、被害の拡大防止には役立つはず。
仮に持続時間が過ぎても再びライトで固めればいいので、その間に対策を打つことができますね。
ライト点灯しっぱなしは危険
ライトは広範囲に影響を及ぼすため、のび太のように点灯したままの状態で空を飛ぶのは絶対にやめましょう。
また、ドラえもんはジャイアンとスネ夫から逃げるため空に向かって『カチンカチンライト』を照射し、雲を固めて落下させる荒技を取り入れます。
ドラえもん38巻「カチンカチンライト」P174:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドスッドスッと落下音を聞く感じ、かなり重量がある雲だと推測できますが、これもかなり危険な行為です。
『カチンカチンライト』は場所を考えて使わないと周囲に迷惑をかけてしまうので注意しましょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます