『完全しゅうせいき』に不完全な絵や資料を入れると、きちんと仕上げた状態にしてくれます。
のび太は天才画家
宿題のスケッチがどうしてもうまくできないのび太。
ドラえもんから借りた『完全しゅうせいき』でプロ並の絵に仕上がり、のび太は遊びにでかけます。
ドラえもんカラー4巻「完全しゅうせいき」P115:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
描く絵すべてが上手で楽しくなりすぎ、残りの宿題をやる時間がなくなってしまいます。
のび太は機転を利かせ、やりかけの宿題を『完全しゅうせいき』に入れることでパーフェクトな状態に仕上げたのでした。
これであなたもプロ
『完全しゅうせいき』の中に失敗した絵や間違いだらけの資料を入れて3分たつと、すっかり完全な姿に仕上げてくれる効果があります。
ドラえもんは当初、絵の修正しか使いみちを考えていなかったのですが、のび太の柔軟な発想により宿題や計算式も正しく修正してくれることがわかったのです。
絵は好みが分かれる
アートや芸術品を『完全しゅうせいき』に入れたとしても、仕上がりは人によって好みが分かれることでしょう。
ドラえもんカラー4巻「完全しゅうせいき」P117:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
どれも正解はなく、作り手と見る側の感性の違いなのでこればかりはどうしようもありません。
ドラえもんの真の姿
ドラえもんがイメージする自分自身の本当の姿がこちら。
ドラえもんカラー4巻「完全しゅうせいき」P115:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
足がスラリと長く、まるで紳士のような出で立ちです。
ドラえもんはダンディな理想像を追い求め、日々生活しているのですね。
強力なアシスタント
『完全しゅうせいき』さえあれば、仕事のスピードがものすごく上がることでしょう。
資料も課題も途中まで適当に済ませ、それを機械に放り込んで3分まてば自動的に修正され、完成するのです。
これまで何時間もかけていた作業を自動化するだけでなく、省人化にもつながり、いいことばかり。
早く普及してほしいですね。