『風をためる機械』を使うと台風の強風をためることができます。
自然の力の驚異
恐ろしい台風が過ぎたあと、ドラえもんは仕掛けておいた『風をためる機械』をチェックし、大量の風をストックできたと喜んでいます。
ためた風はエネルギー源として利用することができ、何かを動かしたり涼を取ったり、さらに空を飛ぶ用途にも使えてしまうんです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん9巻「ミニたいふう」P54:小学館
それを知ったジャイアンは『風をためる機械』のコックをひねりすぎてしまったあまり、機械ごと飛んでしまったのです。
風を利用します
『風をためる機械』を屋外に設置しておくと自然の風をためることができます。
特に台風の日は強風が吹き荒れるため、あっという間に満タン近くまでたまるわけです。
専用の風船に風を少量取り出して必要に応じて使うことで、風エネルギーを利用して物体を動かすなど利用方法があります。
コックのひねり過ぎに注意
『風をためる機械』から風を取り出す時はコックのひねりすぎに注意しましょう。
なにせ台風の力を封じ込めているわけですから、人間なんて簡単に吹き飛んでしまいます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん9巻「ミニたいふう」P57:小学館
台風の力を利用するもの
ひみつ道具には台風の力を利用したものが他にもあります。
『台風トラップと風蔵庫』『台風ネット』『台風発生機』などは、核爆弾よりも強いとされる台風の力をためたり、人工的に作ることでその力を利用するものです。
近年益々強くなっている台風ですので、こういうひみつ道具があれば自然災害大国の日本も少しは報われるかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます