『空気を泳げる薬』を魚に塗ると、魚が空気中を泳げるようになります。
魚のペット
珍しくパパが大量の魚を釣ってきました。
それらをペットにしようとのび太は考えるのですが、肝心の池がありません。
ドラえもんは『空気を泳げる薬』を魚に塗り、池が無くても空中で飼えるようにしたのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん5巻「魚と遊ぼう」P27:小学館
魚を連れて散歩するのび太を見て、他の人は大いに驚いたのでした。
空中を泳ぐ魚たち
『空気を泳げる薬』を魚に塗ると、空気中をまるで水の中にいるかのように魚が泳ぎ始めます。
1匹ずつ筆を使って塗る必要があるので大変ですが、たくさんの魚が空を泳ぐ姿は圧巻でしょう。
人に懐く成分も多少あるか?
魚が空を泳げることになっても、いってみれば犬を放し飼いにするのと同じなので、放っておいたら魚はどこかに逃げてしまうことが予想されます。
それでものび太の近くをウロウロしている様子を見ると、『空気を泳げる薬』は空を泳げるようになるのと同時に人に懐く成分も含まれているようです。
これであれば魚を飼う時もオリは必要なく、お手軽ですね。
似たひみつ道具
空中を泳ぐ魚に関連するひみつ道具といえば『ペット用魚えさ』、または『架空海水まきぞえガス』あたりでしょうか。
関連ひみつ道具
関連ひみつ道具
どちらも多少の事前準備は必要ですが、本来は水中にいるはずの魚たちが空中を泳げるようになります(架空海水まきぞえガスは、厳密には架空海水の中)。
普段は目にすることができない幻想的なシーンを楽しめることでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます