お菓子を繁殖するための『おかし牧草』を自生させる種『おかし牧草のたね』です。
1時間おきに草を与える必要があるデメリットを補う便利なたねといえそうです。
自動繁殖に向けて
お菓子を無限に増やすことができる『おかし牧草』はお菓子好きなのび太にとって夢のようなひみつ道具ですが、1時間おきに草をあげないといけないデメリットがあります。
その不便さを解消するためにドラえもんは『おかし牧草のたね』を出します。
これを撒いておけば『おかし牧草』がどんどん生えてくるため、時間を気にすることなくお菓子を繁殖することができるのです。
見た目は普通の草なので周りに違和感を与えることもありませんし、適度な広さの土地があればおかし牧場の完成です。
ドラえもん24巻「おかし牧場」P60:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
命を与えられたお菓子は簡単な命令は聞くため(雨に濡れないよう土管ににげろ、など)、しっかり育成することができれば完全なる自動繁殖が可能になります。
好きなお菓子をいつでも食べ放題になるため、夢が広がりますね。
お菓子繁殖には必須か
画期的な『おかし牧草』は時間の成約が厳しすぎるというデメリットがあり、これが繁殖を難しく大きな要因となります。
その点『おかし牧草のたね』は時間成約からの開放になりますので、お菓子を安定的に増やしたい人には必須の道具といえます。
たしかに生き物を飼ううえでエサの管理は重要なポイントですが、いくらなんでも1時間おきの草やりはかなり厳しい条件といえるでしょう。
有効期間は不明
草が自動的に増えていくとはいっても、それが半永久的に増えるかどうかは不明です。
ドラえもんが出すひみつ道具は有効期間があるものがほとんどなので、その中で効果が永続する可能性は低いと思われますが、植物は小動物の力をかりてどんどん子孫を反映する特徴もあるため、自然界に溶け込むことができればほぼ無限に広がっていくかもしれませんね。