釣った魚を実際よりも大きく見せることができる『みせかけつり針』というひみつ道具を紹介します。
ドラえもん=海ぼうず
釣りの自慢話が好きなパパの友だち。
それに対抗するためにドラえもんは『みせかけつり針』を取り出し、パパが友だちよりも大きな魚を釣ったように見せかけることにしたのです。
ドラえもん31巻「海坊主が釣れた!」P17:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
一時的にパパのすごさを見せつけることができましたが、なんと実際に釣りで勝負することになり、うっかり設定を間違ってしまったドラえもんが釣れたことで海ぼうずのようになってしまったのでした。
自由自在な拡大率
『みせかけつり針』の設定を変更すれば好きな倍率で魚を大きくできます。
つり針から外すと元の大きさに戻るので本当にみせかけだけにしか過ぎないのですが、釣り好きな人からすれば大物が釣れたという大きな自信につながることでしょう。
一緒につかいたい瞬間魚拓用紙
釣った魚の証拠を残すのが魚拓ですが、墨を塗る手間がかかりますね。
そんな時はぜひ『瞬間魚拓用紙』もあわせて使いたいところ。
ドラえもん31巻「海坊主が釣れた!」P17:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
用紙に魚を乗せるだけで魚拓が取れるという優れものなので、『みせかけつり針』をつけたまま用紙に乗せると巨大な魚拓があっという間にできあがります。
ビッグライトではダメなのか?
物を大きくするひみつ道具といえば『ビッグライト』が有名ですね。
『みせかけつり針』ではなく『ビッグライト』で魚を大きくすればいいじゃないか?と思うかもしれませんが、実は違いがあります。
それは釣った瞬間の喜びです。
釣った後から大きくするのと大物が釣れた!というその瞬間の喜びでは、釣り人の満足度が異なるんですね。
自信にも繋がりますし釣りの楽しさも味わえますし、そういう意味でも『みせかけつり針』は釣り好きによる釣り好きのためのひみつ道具といえるのではないでしょうか。