『水族館ガス』を使うと、海の中の様子が手にとるようにわかります。
家の中は水族館
スネ夫の水族館の自慢話に興味を持ったのび太は、自宅で水族館を楽しむために『水族館ガス』を家中で使用します。
あらゆるガラスを通して見る世界が海の中に早変わりし、気分はまるで海中散歩のよう。
藤子F不二雄大全集ドラえもん10巻「水族館ガス」P37:小学館
ところがそこにパパのお客さんが来たからさぁ大変!
庭にはサメが泳ぎ、コップの中にはタツノオトシゴがいて、大混乱になってしまったのでした。
ガラスから覗く海の中
『水族館ガス』をガラスに吹きかけると、ガラスを通して世界のどこかの海の中の様子が見られるようになります。
透き通ったものや鏡に効果があります。
こちら側からは海中が見えますが、海中からこちらの様子を知ることはできません。
深海も見えます
『水族館ガス』を使うと深海魚だってお手軽に観察できます。
深海は光が差さない暗闇ですが、ガスを使うことでクリアに見通すことができるのです。
お手軽に海中ツアー
『水族館ガス』はよく考えるとけっこう魅力的なひみつ道具ではないでしょうか。
こちらから水の中に入ることはできませんが、普段は人が立ち入ることのできない神秘の海底探索を安全にお手軽に楽しむことができるのです。
しかも海からこちら側は見えないので外敵に襲われる心配はなく、水圧でガラスが割れるなんて心配もありません。
まだまだ解明されていないことが多い海の世界を楽しんでみたいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます