壊れたりつかえなくなったひみつ道具を捨てるための『四次元くずかご』を紹介します。
ドラえもんの寝床の足元に
しずかちゃんと一緒に高井山へ紅葉狩りへ行きたいのび太。
ドラえもんが留守だったため押入れ(寝床)をあさっていると『四次元くずかご』を見つけ、まだ使えそうなひみつ道具を取り出して使うことにしました。
ドラえもん45巻「四次元くずかご」P62:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところがどれも故障していたり本来の能力を発揮できないものばかり。
高井山で遭難してしまい、最後はドラえもんに助けてもらうのでした。
未来のくずかご
『四次元くずかご』はひみつ道具を捨てるためのくずかごのこと。
いつもはドラえもんが寝る押入れの足元に置いています。
中が四次元になっていていくらでも物が入ること以外、普通のくずかごと同じです。
ドラえもんのひみつ道具は使い捨てが多い
ドラえもんが持つひみつ道具は安いものが多く、一回きりで使えなくなったり使い捨てがたくさんあります。
そういうものが全て『四次元くずかご』に入れられるわけです。
のび太はこれらの道具を勝手に持ち出して使ってしまったので、山で遭難するはめになってしまったのです。
くずかごの道具は使わないほうがいい
壊れたひみつ道具は絶対に使わないようにしましょう。
ドラえもん45巻「四次元くずかご」P65:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『タケコプター』は不安定な動きになって全くコントロールが効きません。
『グルメテーブルかけ』の料理は腐っていますし、『どこでもドア』は普通のドアです。
『きせかえカメラ』はなぜか服が消え、『タイムふろしき』の時間を操る効果は効かず、『SLえんとつ』は煙を吐くだけで全く走りません。
のび太はこれらを使おうとして山で遭難してしまったわけで、唯一使えたのは『タケコプター』ぐらいでしょうか。
くずかごに捨てるからには理由があるのです。
使いたくても使えないから捨てているわけなので、のび太のようになりたくなければ『四次元くずかご』に手を出すのはよしておきましょう。